収集・統合した情報を理解する
このページでは、収集・統合した情報を理解するための具体的な手法を紹介します。
企業活動とは、ヒト・モノ・カネといった経営資源から、できるだけ多くの収益を継続的に生み出せるよう、それらを投入する事業や配分を変えることであるわけですので、経営には、
① 経営資源がどこにどれだけ投入されているか
② その結果、どれだけの収益が得られたか
③ ヒト・モノ・カネは現在、どれだけ残っているか
が分かればよく、それは損益計算書と貸借対照表である程度までわかるはずです。
しかし、これらの数表ばかりではなかなか「変化」に気づけないので、グラフにしたり、数表の中のいくつかの数字から意味のある指標を作成することによって、容易に、重要な「変化」に気づけるように工夫していくことになります。
収集・統合した情報を理解する記事一覧
売上の変化に気づく
サンプルデータの「売上高の推移」というワークシートをごらんください。なお、このサンプルデータのモデルとなった企業はサービス業であり、売上に季節変動がなく、前年同月比にはあまり意味がない状況です。(年度末には顧客の予算消化などの理由で駆け込みが入ってくることがあります。) また、BtoBのサービスであ...
収益構造の変化に気づく
企業や事業における売上と利益の関係を理解する企業や事業の収益の仕組みを最も簡単に理解する場合、売上がいくらならどの程度の利益となるのか、といった大まかな収益構造を知ることではないでしょうか?そのためには、一般的に売上原価と販管費として集計されている費用を、変動費と固定費として再集計し、損益分岐点や変...
顧客の変化に気づく
財務数値から営業活動を見るサンプルデータの企業では、ある一定量の受注の継続的な確保が重要である一方で、FY15の下半期から売上状況が芳しくないようです。このあたりを現場の営業にインタビューしたいところですが、より建設的な話を現場から聞き取るために、売上関連の指標を分析してみます。すると、各月の売上の...